5/27(日) 恒例のえびす・だいこく 100キロマラソン開催! |
2012年 05月 22日 |
今年で 19回目 を迎えるこの大会は、島根県の東部松江市(美保関町)にある美保神社から出雲大社までの島根半島をまるごと使った約100kmを舞台に行われるウルトラマラソンです。美保神社が恵比寿さん、出雲大社が大黒さんを祀っているため、この名前がついています。
コースの前半は島根半島の北側の海岸線を走り、後半は宍道湖畔から出雲平野を抜けて走る非常に風光明媚な景色の中を走っていくことできます。これが一つの魅力ですが、特に島根半島の北側から見渡す日本海は絶景です。
それともう一つの魅力は、この大会、走ることの楽しさの原点に触れることができることです。たぶん全国でも珍しいのではないかと思いますが、ウルトラマラソンに単独の部と団体の部(2人~5人まで)があり、ウルトラランナーとともに、普段はフルマラソンまでしか走らないランナーやほとんど初心者のランナーまでが一緒に参加することができます。
団体の部は、一人が何km走ろうが、どこでタスキリレーしようが、それぞれのチームの自由であり、それぞれの走力に応じて、好きな距離を好きなペースで走っていくことができます。
また、個人の部の方々が30分程早くスタートしていきますので、団体の部は個人の部を途中で追い抜いていきます。普段、目にすることができないウルトラランナーの奮戦ぶりを、直に見ることができます。
そして、いろいろなチームや単独走の方々が入り乱れていく内に、自然に皆が、単独走の人たちや他のチームを応援しながら、一緒にゴールを目指して行くようになります。
また、地元のかたがたのサポートもすばらしいです。ウルトラマラソンとしては、非常に格安で、地元の公共団体の補助金も一切もらわずに手作りで運営をされているのに、エイドステーションではイカの煮物やしじみ汁を初め、おいしいものが並びますし、とても暖かく迎えてもらえます。
大した宣伝もされないのにも関わらず、口コミで参加者が増え続け、昨年は約1000名もの参加者を集める大会に成長したのは、そんな素晴らしさがあるからだと思います。。
是非 皆様も参加されてみては如何でしょうか。
尚 当日 車でない方は、車で5分の出発会場まで送迎します。
今年も参加される方が、当館にお泊りになられます。
この写真はスタート地点の美保神社前です。
鳥居の左側の建物は、当館の本館です。
現在は干物販売店をしています。
by nabeya_b | 2012-05-22 10:03